新NISAが始まり、
多くの投資家がまず選ぶのは、
S&P500かオルカンです。
しかし投資に慣れてくると、
必ず気になる存在があります。
それが、
NASDAQ100(ナスダック100)
です。
過去20年間の実績を見ると、
S&P500を大きく上回るリターンを叩き出してきました。
一方で、
暴落時の下落率も一級品です。
今回は、
NASDAQ100の仕組み、
構成銘柄、
利回り、
メリットとリスクについて、
少し堅めの視点で解説します。
NASDAQ100とは何なのか?
NASDAQ100とは、
アメリカのNASDAQ市場に上場する企業のうち、
時価総額の大きい非金融企業100社で構成される株価指数です。
簡単に言えば、
「世界最強のハイテク企業100社パック」
です。
主な構成銘柄
上位銘柄を見ると、
誰もが知る企業ばかりです。
- マイクロソフト
- アップル
- エヌビディア
- アマゾン
- メタ
- アルファベット(Google)
- ブロードコム
- ネットフリックス
- テスラ
- コストコ
など。
世界を代表するテクノロジー企業が並びます。
NASDAQ100の国別割合
実質的には、
ほぼアメリカです。
構成企業の大半が米国企業であり、
国際分散というより、
アメリカの成長企業に集中投資する指数
と考えた方が正確です。
S&P500との違い
多くの人が混同しますが、
両者はかなり性格が異なります。
S&P500
- 約500社
- 業種分散が広い
- 金融株も含む
- 比較的安定
NASDAQ100
- 約100社
- ハイテク中心
- 金融株なし
- 成長力が高い
つまり、
S&P500が優等生なら、
NASDAQ100は天才肌です。
なぜこれほど成長してきたのか?
理由はシンプルです。
世界経済を変えてきた企業の多くが、
NASDAQ100に含まれていたからです。
2000年代
インターネット革命
2010年代
スマホ革命
2020年代
AI革命
これらの中心にいた企業は、
ほぼ全てNASDAQ100の構成企業です。
つまり、
NASDAQ100は、
世界の技術革新そのものに投資する指数
とも言えます。
過去の利回りは驚異的
もちろん未来は保証されません。
しかし過去を振り返ると、
NASDAQ100の年間平均リターンは、
長期でおおむね
年12%〜15%前後
という驚異的な数字を記録しています。
S&P500の年7〜10%を大きく上回っています。
複利の威力はさらに大きい
仮に年12%で運用できた場合、
資産が2倍になる期間は、
約6年です。
72\div12=6
これがNASDAQ100に多くの投資家が惹かれる理由です。
しかし暴落も超一流
ここが最も重要です。
NASDAQ100は、
上昇も大きいですが、
下落も大きいのです。
ITバブル崩壊
約80%下落
リーマンショック
約50%下落
2022年利上げショック
約35%下落
普通の人なら途中で投げ出してしまうレベルです。
つまり、
NASDAQ100は
握力が試される指数
なのです。
NASDAQ100最大のリスク
最大の弱点は、
分散不足です。
現在の上位10銘柄だけで、
指数全体の半分近くを占めています。
つまり、
エヌビディアやマイクロソフトが失速すると、
指数全体も大きな影響を受けます。
オルカンやS&P500と比べると、
明らかに集中投資型です。
新NISAで人気のNASDAQ100投信
現在人気なのは、
ニッセイNASDAQ100
iFreeNEXT NASDAQ100
楽天NASDAQ100
などです。
低コスト化が進み、
昔よりずっと投資しやすくなりました。
NASDAQ100はどんな人に向いているか?
向いている人
- 20年以上の長期投資を考えている
- 暴落に耐えられる
- AIや半導体の未来を信じる
- 高いリターンを狙いたい
向いていない人
- 値下がりが怖い
- 安定性を重視する
- 毎日価格を見てしまう
結論:NASDAQ100は「未来への集中投資」
オルカンは世界経済そのもの。
S&P500はアメリカ経済そのもの。
そしてNASDAQ100は、
未来のテクノロジーそのもの
です。
AI。
クラウド。
半導体。
デジタル広告。
自動運転。
量子コンピューター。
未来の中心にいる企業群へ投資するのがNASDAQ100です。
もちろん、
暴落もあります。
苦しい時期もあります。
しかし歴史を振り返ると、
技術革新を生み出す企業は、
最終的に世界経済を牽引してきました。
だからこそ、
NASDAQ100は
「攻めのインデックス投資」
として世界中の投資家から支持され続けているのです。
資産形成の土台ならオルカンやS&P500。
資産形成の加速装置ならNASDAQ100。
それが現在の投資家たちの共通認識と言えるでしょう。


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