暴落からすぐ回復したのに嬉しくない理由|長期投資家だけが知る投資の真実

年金

6月5日。

米国市場を襲った急落。

半導体株。

ハイテク株。

FANG+。

SOX指数。

市場は一時騒然となりました。

SNSでは悲鳴が飛び交い、

YouTubeでは緊急ライブ配信が始まり、

多くの投資家が右往左往していました。

ところが、

その後の相場は予想以上に強く、

あっという間に回復。

資産額も元通り。

むしろプラスになった人も多かったでしょう。

普通に考えれば、

嬉しいはずです。

ところが、

長期積立投資を続けている人の中には、

こんな感情を抱いた人も少なくありません。

「なんだか嬉しくない…」

「もっと下がっていても良かったのに…」

「バーゲンセールがもう終わっちゃった…」

一見すると矛盾しています。

しかし実は、

この感覚こそ長期投資の本質を理解した人だけが到達する境地なのです。


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多くの人は暴落を恐れる

株価が急落すると、

ほとんどの人は恐怖を感じます。

資産が減る。

将来が不安になる。

ニュースでは不況が語られる。

SNSでは悲観論が溢れる。

その結果、

慌てて売却してしまう人が出てきます。

いわゆる

「狼狽売り」

です。

しかし、

積立投資家は少し考え方が違います。


積立投資家にとっての利益はどこから生まれるのか

毎月一定額を積み立てる投資家にとって、

本当に重要なのは、

今の資産額ではありません。

将来どれだけ多くの口数を集められるかです。

例えば、

毎月3万円を積み立てるとします。


株価が高い時

少ない口数しか買えない


株価が安い時

大量の口数が買える


これはドル・コスト平均法の基本です。

つまり、

積立投資家にとって本当においしい期間は、

株価が高値更新を続ける期間ではなく、

安く低迷している期間なのです。


なぜ「すぐ回復」は少し残念なのか

今回の急落もそうでした。

もし相場が数ヶ月低迷していたらどうでしょう。

毎月の積立金で、

安い価格の株や投資信託を大量に仕込めたはずです。

しかし、

たった数日で元通り。

つまり、

安値で仕込める期間がほとんどなかったのです。

長期投資家の頭の中では、

こんな感覚になります。

「もっと安く買いたかったな」

「まだ仕込みが足りなかったな」

「バーゲンセールが終わるの早すぎるよ」

資産は増えているのに、

どこか物足りない。

これが投信民特有の心理です。


イナゴ投資家との決定的な違い

ここで面白い比較があります。

イナゴ投資家

暴落した

怖くなる

売る

回復する

喜ぶ


長期投資家

暴落した

安く買える

喜ぶ

回復する

少し残念


全く逆です。

見ている時間軸が違うのです。

イナゴ投資家は、

明日や来週の値動きを見ています。

長期投資家は、

10年後や20年後の資産を見ています。

だから感情も逆転するのです。


本当の冬は突然やってくる

今回の下落は、

正直なところ軽傷でした。

市場は予想以上に強かった。

しかし、

歴史を振り返れば、

本物の暴落はこんなものではありません。


ITバブル崩壊


リーマンショック


コロナショック


こうした局面では、

数ヶ月どころか、

1年以上低迷することもあります。

資産は大きく減ります。

ニュースは悲観論一色になります。

周囲の人も不安になります。

しかし、

積立投資家にとっては違います。

毎月、

毎月、

毎月、

安く買える。

未来の利益の種を大量に仕込める。

だからこそ、

本当の長期投資家は暴落を完全な敵とは考えません。


投資で勝つ人の共通点

投資で大きな成果を上げる人には、

ある共通点があります。

それは、

相場予想が上手な人ではありません。

売買が上手な人でもありません。

ただ、

生き残った人です。

途中で退場しなかった人です。

市場に居続けた人です。

積立を止めなかった人です。

そして、

暴落を恐れなかった人です。


結論:嬉しくないのは成長した証拠

暴落からすぐ回復した。

普通なら喜ぶはず。

でもなぜか少し残念。

その感覚は決しておかしくありません。

むしろ、

積立投資の本質を理解している証拠です。

資産額ではなく、

口数を見る。

目先ではなく、

未来を見る。

暴落を恐れるのではなく、

活用する。

そんな思考に変わった時、

投資家はようやくスタートラインに立てるのかもしれません。

これからも市場は上がったり下がったりを繰り返します。

しかし、

我々がやることは一つです。

毎月積み立てる。

淡々と続ける。

そして、

暴落が来たら少しだけニヤリとする。

それが長期投資家の最強の生存戦略なのです。

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