自分の経験から考える「年金のもらい方」|60歳からの選択、その先に見えたもの

年金

「年金、いつからもらうべきか?」
誰もが一度は考えるテーマですよね。

私もその一人でした。
かつて私は、「60歳から早めにもらったほうがトクじゃないか」と、迷いながらもそう決断しました。
今回は、私の年金受給の実体験を通して、読者の皆さんと一緒に「年金をどう受け取るか?」を考えてみたいと思います。


✅ 私の選択:60歳から年金を繰上げ受給

会社勤めを60歳で終えた私は、**「じゃあもう年金もらっちゃおう」**とごく自然な流れで繰上げ受給を選びました。
毎月、少ないながらも決まった金額が入ってくることは、当初とても安心感がありました。

でも、その安心は意外とすぐに揺らいだのです。


✅ 実際にもらってみて感じた「思わぬ不安」

最初は「年金生活スタートだ!」と前向きでしたが、1年、2年と経つうちに気づきました。

  • あれ、インフレが進んでるのに年金額は減額されたまま
  • 病院代や物価が上がると、月々の年金じゃやりくりがキツい
  • 繰上げで生涯の年金総額が減ることの重さを、あとから実感

早くもらった分、長く生きれば生きるほど「足りない」が増えるという現実。


✅ 今ならこうする:「急がず、働けるだけ働く」が正解だったかも

振り返って思うのは、
もっと柔軟に考えていればよかった」ということ。

  • 健康で体力もある60代前半は少しでも働いて
  • 生活費は貯金と労働収入でまかない、
  • 年金は“70歳からの安心資金”として温存する

そんな設計もあったな、と今になって思います。


✅ 年金は「収入」ではなく「安心資産」

年金をもらうタイミングは、たしかに損得の計算で語られがちです。
でも私の経験から言わせてもらえば、損得だけじゃなく“生き方”として選ぶべきなんです。

「年金は、困ったときに助けてくれる“保険”のような存在」
そう思えば、急いで引き出さなくてもいい


✅ まとめ|“年金を温存する勇気”が、老後の安心につながる

60歳から年金を受け取った私は、今、もしやり直せるなら、70歳まで繰下げたかったと思っています。
それが「正解だった」と断言はしませんが、
年金は“収入の柱”ではなく、“安心の土台”として育てておく方が心強い──これは、実感です。

年金は、もらうタイミングによって老後の生活が大きく変わります。
あなたはどう選びますか?


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