ニュースや新聞で、何度も目にする言葉があります。
「日本の国の借金は1200兆円を超え、
財政は危機的状況にある」
この言葉を聞いて、多くの人が
「日本はもう余裕のない国なんだ」と思っています。
でも本当にそうでしょうか?
結論から言います。
👉 日本は借金まみれの国ではありません。
👉 “見せ方”によって、そう見えているだけです。
単式簿記で見ると、日本は「借金国」
まず、よく使われる見方から。
単式簿記とは?
- 借金(負債)だけを見る
- 資産を見ない
- 家計簿的な考え方
この見方で日本を見ると👇
- 国の借金:約1200兆円
- GDP比:200%超
確かに、数字だけ見れば
「とんでもない借金国家」に見えます。
例えるなら👇
住宅ローン3000万円だけを見て
「この人は破産寸前だ!」
と言っている状態
家も、預金も、収入も
一切見ていません。
複式簿記で見ると、日本の姿は一変する
本来、国や企業の財政は👇
👉 複式簿記(バランスシート)で見るもの
複式簿記とは?
- 負債だけでなく
- 資産とセットで見る
日本政府の資産には👇
- 外貨準備
- 米国債などの有価証券
- 日本銀行への債権
- 公共インフラ・土地
- 円借款(対外貸付金)
これらを合計すると👇
👉 政府資産もおよそ1200兆円規模
つまり👇
負債だけ見れば危機
資産も見れば、全く別の国
日本は「世界最大の債権国」
ここは、ほとんど報道されませんが超重要です。
日本は👇
- 30年以上連続で世界最大の対外純資産国
- 海外に貸しているお金 − 借りているお金
= プラス
つまり👇
世界一のお金の貸し手
円借款とは何か?
円借款とは👇
- 日本が海外に円で貸すお金
- インフラ・発展支援用
- 返済義務あり
よくある誤解👇
❌ バラまき
❌ 無償支援
実際は👇
👉 「貸付」=資産
「国の借金」は誰への借金なのか?
ここが最大の誤解ポイントです。
日本国債の主な保有者👇
- 日本銀行
- 日本の金融機関
- 年金基金
- 日本国民
👉 ほぼ国内
つまり👇
政府の借金=
国民の資産
なぜ日本は財政破綻しないのか
日本は👇
- 自国通貨(円)建て
- 中央銀行がある
- 変動相場制
これは👇
理論上、支払い不能にならない国
ギリシャやアルゼンチンと違い👇
- 外貨建て債務ではない
- 通貨発行権を持っている
じゃあ「全く余裕」なのか?
ここは冷静に見る必要があります。
正解は👇
- ❌ いつ破綻してもおかしくない
- ❌ 増税しないと国が滅ぶ
ではなく👇
- ⭕ 破綻国家ではない
- ⭕ でも、運営は下手
問題は👇
- 高齢化
- 成長率の低さ
- 税制の設計ミス
👉 財政危機ではなく、政策ミス
なぜ「借金まみれ論」が消えないのか
理由はシンプルです。
- 恐怖の方が伝えやすい
- 増税の根拠になる
- 単式簿記の方が分かりやすい
でも👇
分かりやすさ=正しさ
ではありません。
まとめ:どっちが正しいのか?
結論です。
- 単式簿記 → 誤解を生む
- 複式簿記 → 実態が見える
👉 正しいのは、複式簿記で見た日本
日本は👇
- 借金まみれの破綻国家 ❌
- 世界最大の債権国 ⭕
- 運営が下手な国 ⭕
最後に一言
日本は「お金がない国」ではない。
「お金の見せ方と使い方を間違えている国」だ。
この事実を知るだけで、
ニュースの見え方は大きく変わります。
例え①|住宅ローンのある会社員
Aさん(日本)
- 年収:600万円
- 預金:1,000万円
- 持ち家:評価額4,000万円
- 住宅ローン:3,000万円
単式簿記で見ると
👉「借金3,000万円の多重債務者」
複式簿記で見ると
- 資産:5,000万円
- 負債:3,000万円
- 純資産:2,000万円
👉 全然余裕のある人
日本の財政は、これに近い。
例え②|社内でお金を借りている会社
B社(日本政府)
- 借金:1,200兆円
- 貸主:自社グループ社員・年金・自社銀行
見た目
👉「借金まみれの会社」
実態
👉 左のポケットから右のポケットへ移しているだけ
倒産リスクは極めて低い。
例え③|クレカ残高だけ見てる人
- クレカ残高:100万円
これだけ見ると👇
「ヤバい人」
でも実際は👇
- 預金:500万円
- 毎月安定収入あり
👉 全く問題なし
「国の借金◯◯兆円」報道は
このレベルの話。
例え④|資産家だけど家計簿は赤字
Cさん(日本)
- 毎月の家計:赤字
- 資産:土地・株・預金たっぷり
単式簿記
👉「この人は破産する」
複式簿記
👉「資産を活かしてないだけ」
日本は👇
貧乏なのではなく、運用が下手
例え⑤|町内会の借金
- 町内会が借金
- 借りてる相手は町内会の貯金
👉 外に逃げるお金はない
日本国債の構造は、これに近い。
一言でまとめると
単式簿記=怖がらせる見方
複式簿記=現実を見る見方


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