投資の話になると、必ずと言っていいほど出てくる
「72の法則」。
「聞いたことはあるけど、正直よく分からない」
「本当にそんなに便利なの?」
結論から言うと、
72の法則は 投資の“細かい計算が苦手な人ほど役に立つ”超シンプルな目安 です。
今回は、
✔ 72の法則とは何か
✔ どう使うのか
✔ 信じすぎると危ないポイント
まで、まとめて解説します。
① 72の法則とは何か?
72の法則とは、
「利回り(%)で72を割ると、資産が約2倍になる年数が分かる」
という投資の目安です。
例:
- 年利 6% → 72 ÷ 6 = 12年
- 年利 4% → 72 ÷ 4 = 18年
- 年利 8% → 72 ÷ 8 = 9年
たったこれだけで、
「この利回りなら、どれくらいで資産が2倍になるか」が直感的に分かります。
② なぜ「72」なのか?
実はこれは、
複利計算を超シンプルに近似した数字 です。
72は、
- 割り算しやすい
- 実際の複利計算と誤差が小さい
という理由で、長年使われてきました。
数学が苦手でも、
電卓なしでサッと計算できるのが最大のメリットです。
③ 72の法則が本当に役立つ場面
● 長期投資のイメージをつかむとき
「年5%って低くない?」と思っても、
72 ÷ 5 = 約14年
👉 14年で2倍と考えると、見え方が変わります。
● 商品・投資先を比較するとき
- 年3% → 約24年
- 年6% → 約12年
利回りが少し違うだけで、時間が大きく変わる
これを一瞬で理解できます。
④ 72の法則を使うときの注意点
ここが重要です。
✔ あくまで「目安」である
72の法則は正確な将来予測ではありません。
- 利回りは一定ではない
- 暴落・調整は必ずある
- 税金・手数料は考慮されていない
現実の投資は、もっとデコボコしています。
✔ 高利回りほどズレやすい
年10%以上になると、
実際の複利との差が大きくなります。
👉 長期・中程度の利回り向け
と考えるのが安全です。
⑤ 72の法則と相性が良い投資スタイル
- インデックス投資
- 積立投資
- 長期保有
「一発逆転」ではなく、
時間を味方につける投資 との相性が抜群です。
逆に、
- 短期売買
- ハイレバレッジ投資
には、あまり向きません。
⑥ 72の法則が教えてくれる本当の意味
72の法則の本質は、
「いくら儲かるか」ではなく、
👉 時間の力(複利)を甘く見るな
というメッセージです。
年1%の差でも、
10年・20年では驚くほどの差になります。
まとめ
- 72の法則は「資産が2倍になる年数」の目安
- 計算は 72 ÷ 利回り(%)
- 正確な予測ではなく、あくまでイメージ用
- 長期投資・積立投資と相性が良い
投資で一番の武器は、
情報でもテクニックでもなく 「時間」。
72の法則は、
その時間の価値を一瞬で教えてくれる便利な道具です。


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