「衆議院解散で日経平均6万8000円」
――さすがに盛りすぎでは?と思った人も多いでしょう。
しかし、マーケットの視点で見ると
“あり得ない数字”とは言い切れなくなってきている のが現実です。
なぜ政治イベントで株が跳ねるのか。
なぜ今、日本株なのか。
そして本当に6万8000円はあり得るのか。
今回は 期待・思惑・現実 を切り分けて解説します。
① なぜ「衆議院解散=株高」なのか?
まず大前提として、
株式市場は「結果」より「期待」で動く という点が重要です。
衆議院解散が意識されると、市場では次のような思考が一気に広がります。
- 政策が止まらない
- 財政出動・経済対策が出やすい
- 政権の正統性が強化される可能性
- 海外投資家が「日本は安定」と評価
つまり、
👉 政治の空白が長引かない=安心材料
これが株価にプラスに働きます。
② 今回の相場が「今までと違う」理由
今回の株高期待は、単なるご祝儀相場ではありません。
● 理由① 海外マネーが本気で日本株を買っている
- 米国株は割高
- 中国は不透明
- 欧州は成長鈍化
その中で
✔ インフレあり
✔ 企業利益が伸びている
✔ 円安
という “ちょうどいい投資先” が日本になっています。
● 理由② 円安が止まらない構造
日銀は依然として超緩和的。
結果、
- 円安 → 輸出企業の利益拡大
- 円安 → 外国人から見た日本株は割安
という 株高製造マシーン が回り続けています。
● 理由③ 企業改革が「数字」に出始めた
- 自社株買い
- 配当強化
- ROE改善
「日本企業は変わらない」という評価が、
海外では 明確に書き換えられ始めています。
③ 日経平均6万8000円は本当に可能なのか?
冷静に考えましょう。
現在の水準から見ると
6万8000円は 「夢の数字」 に見えます。
しかし、
- 名目GDPの拡大
- インフレ下での株価上昇
- 円安による外貨ベース評価
を考えると、
“時間を味方につければ否定はできない水準” です。
重要なのは👇
👉 一気に行くのではなく
👉 数年スパンで「気づいたら届いていた」パターン
これは過去の米国株が通った道でもあります。
④ それでも注意すべきリスク
もちろん、バラ色ではありません。
- 解散後の政局不安
- 海外金利の急変
- 為替の急反転
- 「期待先行」の剥落
特に怖いのは
「みんなが強気になった瞬間」 です。
株はいつも、
楽観がピークの時に天井を打ちます。
⑤ 個人投資家はどう向き合うべきか?
ここで重要なのは、
✔ 6万8000円を信じ切らない
✔ でも完全に無視もしない
という 中間スタンス です。
- 押し目で拾う
- 利益が出たら一部利確
- レバレッジをかけすぎない
「乗り遅れた恐怖」で動くのが、
一番やってはいけない行動です。
まとめ
- 衆議院解散は 株高材料として意識されやすい
- 今回は円安・海外マネー・企業改革が重なっている
- 日経平均6万8000円は「荒唐無稽」ではなくなった
- ただし、期待が過熱した瞬間が最大のリスク
相場はいつも、信じた人から疑い始めた人へ利益が移動する。
この空気感、
あなたはどう読みますか?


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