徹底解説:NASDAQ(ナスダック)とは?
~その意味から、特徴、代表企業、投資方法まで~
はじめに:NASDAQってよく聞くけど、何?
ニュースや投資系YouTubeなどでよく登場する「NASDAQ(ナスダック)」。
「ハイテク株が多いんでしょ?」というイメージはあるかもしれませんが、実はかなり奥が深いインデックスなんです。
この記事では、そんなNASDAQについて
- 名前の意味と仕組み
- どんな企業が入っているのか
- 投資の方法とポイント
などを、できるだけわかりやすく解説していきます!
NASDAQって何のこと?
「NASDAQ(ナスダック)」という言葉には、2つの意味があります。
① NASDAQという株式市場(マーケット)
② NASDAQ100という株価指数(インデックス)
ちょっとややこしいですが、この記事では②の「NASDAQ100(ナスダック100)」について詳しく見ていきます。
NASDAQ100とは?
NASDAQ100は、NASDAQ市場に上場している企業のうち、時価総額の大きな非金融企業100社を集めたインデックスです。
つまり、
- アメリカの「ハイテク企業」を中心に
- 成長力のある会社ばかりを集めた
- 厳選された100社の「株価の平均」
がNASDAQ100です。
どんな企業が入っているの?
NASDAQ100には、世界的に有名な企業がズラリと並んでいます。特にテクノロジー系の企業が多いのが特徴です。
企業名 | 業種 |
---|---|
Apple(アップル) | スマートフォン・IT |
Microsoft(マイクロソフト) | ソフトウェア |
Amazon(アマゾン) | ネット通販・クラウド |
NVIDIA(エヌビディア) | 半導体・AI関連 |
Meta(旧Facebook) | SNS・広告 |
Google(Alphabet) | 検索・広告・クラウド |
IT・ハイテク企業が多く、AIやクラウド、メタバース、自動運転など、未来をつくる企業たちが多く含まれているのが特徴です。
S&P500と何が違うの?
よくある質問ですが、S&P500との違いは以下の通りです:
比較項目 | S&P500 | NASDAQ100 |
---|---|---|
企業数 | 500社 | 約100社 |
業種のバランス | 幅広い(金融・エネルギー等も) | テクノロジー中心・非金融限定 |
安定性 | 高め | やや高リスク・高リターン型 |
投資対象 | アメリカ全体の代表企業 | ハイテク・成長企業に特化 |
NASDAQ100に投資するには?
NASDAQ100に直接投資することはできませんが、それに連動した投資信託やETFを買うことで間接的に投資できます。
日本で買える代表的なNASDAQ100連動商品はこちら:
商品名 | 特徴 |
---|---|
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 楽天証券などで人気、積立も可能 |
eMAXIS NASDAQ100インデックス | コスト控えめで長期運用に向く |
QQQ(ETF・米国上場) | 本場アメリカのETF、世界中で人気 |
どれも少額から購入可能で、長期での積立投資にも向いています。
特に日本の投資信託なら、NISAやiDeCoとの相性もバツグンです。
なぜNASDAQが人気なの?
NASDAQ100は、「これからの成長が期待できる企業群」に投資できる点が魅力です。
特にこんな人に向いています:
- 成長力のある企業に投資したい
- テクノロジーの未来に期待している
- 少しリスクを取ってリターンを狙いたい
ただし、値動きが大きくなる傾向があるため、短期での売買よりは、コツコツと積み立てて長期で持つ方が向いています。
まとめ
NASDAQ(特にNASDAQ100)は、アメリカのハイテク・成長企業に特化したインデックスです。
S&P500よりリスクはやや高めですが、将来性やリターンを重視したい人にとっては魅力的な選択肢。
今回のまとめポイント:
- テクノロジー中心の100社で構成されるインデックス
- アップル、グーグル、NVIDIAなど世界的企業が集結
- NASDAQ100連動の投資信託やETFで手軽に投資可能
- 長期運用でじっくり育てるのが基本スタイル
自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせて、「S&P500」と「NASDAQ100」を使い分けるのもアリですね!
他にも「全世界株式インデックス」や「新興国株式との違い」なども、今後記事で取り上げていきますので、ぜひお楽しみに!
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