【図解】複利効果でお金が増える仕組みとは?単利との違いや積立シミュレーションを分かりやすく解説

年金

「新NISAや投資信託を始めたいけれど、実際どれくらいお金が増えるんだろう?」

「『複利の力を使えばお金が増える』ってよく聞くけれど、具体的にどういう仕組み?」

資産運用やお金の勉強を始めると、必ず耳にするのが「複利(ふくり)」という言葉です。

天才物理学者アインシュタインが「複利は人類最大の発見」と呼んだことでも知られていますが、この仕組みを理解しているかどうかで、10年後・20年後の資産額には数千万円単位の差が生まれます。

この記事では、複利の基本的な意味から、単利との決定的な違い、実際の積立シミュレーション、そして複利効果を最大化する具体的な方法までを分かりやすく解説します!

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1. そもそも「複利」とは?単利との決定的な違い

資産運用における利益の増え方には、「単利(たんり)」「複利(ふくり)」の2種類があります。

  • 単利:最初に預けた「元本」だけに利息がつく計算方法
  • 複利「元本 + 増えた利息」の合計に対して、さらに利息がつく計算方法

言葉だけではイメージしづらいため、具体的な数字で比べてみましょう。

100万円を「年利5%」で運用した場合の比較

運用期間単利(利息は受け取る)複利(利息を再投資する)差額
1年目105万円(+5万円)105万円(+5万円)0円
2年目110万円(+5万円)110万2,500円(+5万2,500円)+2,500円
10年目150万円約163万円+13万円
20年目200万円約265万円+65万円
30年目250万円約432万円+182万円

単利の場合、増える利息は毎年「5万円」で一定です。

一方、複利の場合は「利息が利息を生む」雪だるま式でお金が増えていくため、時間が経てば経つほどグラフの傾斜が急になり、一気にお金が増えていくという特徴があります。

2. 毎月いくら増える?積立投資の複利シミュレーション

「まとまった元本(100万円など)がない」という方でも、毎月少額を積み立てていくことで強力な複利効果を得ることができます。

ここでは、毎月一定額を「年利5%」で積み立て運用した場合のシミュレーションを見てみましょう。

毎月の積立額と運用期間ごとの資産推移(年利5%・複利)

毎月の積立額10年後(元本)20年後(元本)30年後(元本)
月1万円約155万円(120万円)約411万円(240万円)約832万円(360万円)
月3万円約465万円(360万円)約1,233万円(720万円)約2,497万円(1,080万円)
月5万円約775万円(600万円)約2,055万円(1,200万円)約4,161万円(1,800万円)

月3万円の積立でも、30年間運用を続けると元本1,080万円に対して運用益が1,417万円となり、元本の2倍以上の資産(約2,500万円)を築くことが可能になります。

3. 複利のパワーを最大限に活かす3つのコツ

複利効果を味方につけて効率よく資産を増やすには、いくつかのアクションが必要です。

① とにかく「早く」始める(時間を味方にする)

複利効果が本領を発揮するのは、運用を始めて10年・20年が経過した「後半の時期」です。

投資金額の多さよりも「どれだけ長い期間運用できたか」が結果を大きく左右します。月数千円からでも構いませんので、1日でも早くスタートすることが最大の秘籍です。

② 得られた利益(分配金・配当金)は「再投資」する

複利の仕組みを発揮させるには、増えた利益を使わずに再び投資に回す必要があります。

投資信託を購入する際は、分配金を受け取るタイプではなく、「分配金再投資型(受取なし)」を選びましょう。自動的に利益が再投資され、複利効果が最大化されます。

③ 非課税制度「新NISA」を活用する

通常、投資で得た利益には約20.315%の税金がかかります(100万円の利益が出たら約20万円が引かれます)。

しかし、新NISA口座を利用すれば利益が全額非課税になるため、引かれるはずだった税金も含めて丸々再投資に回すことができ、複利効果をさらに高めることができます。

4. 複利運用をする上での注意点

  • 短期で劇的な効果は出ない投資を始めて最初の数年は、単利と複利の差はほとんど目立ちません。ここで「全然増えない」と諦めてやめてしまわず、淡々と継続することが大切です。
  • 元本保証ではない株式や投資信託での運用は、時期によって下落するリスクもあります。インデックスファンド(全世界株式やS&P500など)を活用し、長期的な世界経済の成長に寄り添う姿勢が求められます。

まとめ:今すぐ複利の雪だるまを作り始めよう!

複利効果とは、まさに「お金にお金を稼いでもらう仕組み」そのものです。

  1. 小さく始めても、時間(長期運用)をかければ大きな資産になる
  2. 利益を再投資することで、雪だるま式にお金が増える
  3. 新NISAなどを活用し、非課税で効率よく運用する

「まとまったお金ができてから」「もっと勉強してから」と先延ばしにしていると、複利効果の最大の武器である「時間」を失ってしまいます。

未来の自分に大きな資産をプレゼントするために、まずは新NISAの口座開設や
月数千円からの積立設定から一歩を踏み出してみましょう!

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