目次
- はじめに:え、給付金をもらいながら学べるってマジ?
- 公共職業訓練とは?(失業保険ありの人向け)
- 求職者支援訓練とは?(失業保険なしの人向け)
- 何が学べるの?人気の訓練ジャンル
- 自治体によってはさらにオトクかも?
- 手続きはどうやる?どこに相談すればいい?
- まとめ:立ち止まる時間が、未来を変えるチャンスに
1. はじめに:え、給付金をもらいながら学べるってマジ?
大学卒業後、就職したけど辞めちゃった…。
やりたいことがわからなくてフリーターに…。
そんな人、多いと思います。実際、珍しくない。
でも、「今のうちに何か学びたい」「どうせならお金の不安なくスキルを身につけたい」と思ったら、国が用意している支援制度がけっこう使えるんです。
2. 公共職業訓練とは?(失業保険ありの人向け)
これはいわゆる「ハロートレーニング」と呼ばれている制度。
✅ 基本情報
- 対象:失業保険(基本手当)を受け取っている人
- 学費:無料(教科書代などは自己負担)
- 給付:訓練期間中も失業手当が出る
✅ どんな人向け?
会社を辞めたばかりで、まだ失業手当の給付期間中の人。
その期間を活かして、スキルアップできるのがこの制度の良さ。
3. 求職者支援訓練とは?(失業保険なしの人向け)
「退職して時間が経ってしまった…」
「そもそもアルバイトやフリーターで保険に入ってなかった…」
そんな人でも安心。
✅ 基本情報
- 対象:失業保険を受け取れない人
- 学費:無料
- 給付:月10万円の「職業訓練受講給付金」+交通費支給(条件あり)
✅ 注意点
- 給付金には条件あり(例:収入・資産が少ないなど)
- 面談などの“本気度チェック”がある
4. 何が学べるの?人気の訓練ジャンル
訓練コースは想像以上にバリエーション豊富。
- プログラミング・Webデザイン
- 簿記・経理・事務
- 介護・医療系
- 貿易・語学
- 建築・電気・自動車整備 など
特にIT系や介護福祉系は、将来性があるので人気。
5. 自治体によってはさらにオトクかも?
国の制度以外にも、**自治体(市区町村)**が独自に支援しているケースもあります。
例:
- 東京都:「TOKYO STARTUP GATEWAY」や再就職支援プログラム
- 大阪府:若者向けキャリア支援講座
- 地方:空き家活用×移住×職業訓練 みたいな複合型支援
→ 自分の住んでいる自治体のホームページや広報誌をチェックすると意外な発見があります。
6. 手続きはどうやる?どこに相談すればいい?
まずはハローワークに行きましょう。
最初の相談から、訓練の申し込み、給付金の申請まで、全部サポートしてくれます。
ステップ例:
- ハローワークに行って相談
- 自分に合った訓練コースを紹介してもらう
- 面接や書類審査を受ける
- 合格したら受講スタート
7. まとめ:立ち止まる時間が、未来を変えるチャンスに
- 失業中でも、給付金をもらいながら無料で学べる制度がある
- 条件によって「公共職業訓練」か「求職者支援訓練」を使い分けよう
- ITや医療など将来性のある分野の学びができる
- ハローワークでの相談がスタート地点
- 地域によってはさらに手厚い支援が受けられるかも?
💬 最後にひとこと
「やりたいことがわからない」って、全然悪いことじゃない。
ただ、ぼんやり悩んでる時間に、ちょっとだけ“学ぶ”という選択肢を入れてみると、未来の景色が変わるかもしれません。
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