1. はじめに:不動産投資って、実は2パターンある?
「不動産投資って、家やマンション買うやつでしょ?」
…実はそれだけじゃないんです。
最近よく聞く「REIT(リート)」も、不動産投資のひとつ。
でも、実物不動産投資とはかなり違います!
この記事では、「REIT」と「現物の不動産投資」の違いをわかりやすく比較していきます。
自分に合ったスタイルを見つける参考にしてみてください!
2. そもそもREITって何?
REIT(リート)とは、不動産投資信託のこと。
簡単に言うと、投資家から集めたお金でオフィスビルやマンションを買って、そこから得た家賃収入や売却益を分配する仕組みです。
- 株のように証券口座から買える
- 少額(数万円〜)でスタートできる
- 自分で物件管理しなくてOK!
3. 一方の「現物不動産投資」って?
こっちはそのまま、実際に家やアパートを購入して、自分がオーナーになる投資方法。
- 入居者を探す
- 管理会社とやり取り
- 税金・修繕など自分で対応
といったリアルな「大家さん業」も含まれます。
その分、コントロールしやすく、うまくいけば高収益も狙えます。
4. REIT vs 不動産:6つのポイントで徹底比較!
比較項目 | REIT | 現物不動産投資 |
---|---|---|
初期費用 | 数万円〜 | 数百万円〜数千万円 |
流動性(売りやすさ) | ◎(株のように売買できる) | △(売却までに時間と手間がかかる) |
管理の手間 | ほぼ不要(運用会社が管理) | 多い(修繕・入居管理などが必要) |
利回りの安定性 | ◯(分散されていて比較的安定) | ◯〜◎(物件次第では高収益も可能) |
レバレッジ(借入) | 不可(自己資金のみ) | 可(ローンを使って投資できる) |
リスクの種類 | 市場リスク(価格変動) | 空室・家賃下落・修繕費など多様なリスク |
5. 結局どっちが向いてるの?
👉 REITが向いてる人
- 少額から気軽に不動産投資を始めたい
- 管理や手続きが面倒な人
- 株のように日々の値動きも見たい人
- 分散投資したい人(1本のREITに複数物件が含まれている)
👉 現物不動産投資が向いてる人
- 資金に余裕がある(ローン含む)
- 不動産の知識がある or 学ぶ意欲がある
- 自分で戦略を立てて収益を出したい
- 実物資産を持つことに安心感を感じる人
6. まとめ:どっちも「不動産投資」だけど、性格は真逆!
REITと現物不動産は、どちらも不動産を活用した投資ですが、性格はまったく違います。
| REIT = 株っぽい不動産投資 → 簡単・分散・低コスト
| 現物不動産 = ガチの大家さん業 → 高収益も夢じゃないけど手間と覚悟が必要
どちらか一方だけでなく、自分の資産状況やライフスタイルに応じて両方取り入れるという選択もあり。
たとえば、「若いうちはREITで経験を積み、後に現物不動産にもチャレンジ」なんて戦略もアリですよ!
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