ニュースでは、
「深刻な人手不足」「求人倍率が高い」
と繰り返し報じられています。
普通に考えれば、
人が足りなければ給料は上がるはずです。
それなのに現実は、
人手不足なのに賃金は据え置き
という状況が続いています。
本来なら「人手不足=賃金上昇」のはず
経済の教科書では、
- 人が足りない
- 採用が難しい
- 条件を良くする
この流れで賃金は上がります。
しかし今の日本では、
この当たり前の仕組みが機能していません。
原因① 価格に転嫁できない業界が多すぎる
特に、
- 介護
- 保育
- 飲食
- 物流
こうした業界は、
サービス価格を自由に上げられません。
売上が増えない以上、
👉 賃金も上げられない
という現実があります。
原因② 利益が出ても「賃金に回らない」
一部の企業では、
利益が出ていても
- 内部留保
- 設備投資
- 株主還元
が優先されます。
結果、
現場で働く人の給料には反映されにくい
構造になっています。
原因③ 「辞めない人」が多すぎる
これは残酷ですが、重要な点です。
- 生活がある
- 転職が怖い
- 他に選択肢がない
その結果、
低賃金でも働き続ける人がいる。
企業側から見ると、
「上げなくても人は来る(残る)」
という判断になります。
原因④ 人手不足でも「仕事量を減らさない」
本来なら、
- 人が足りない
- 仕事量を減らす
- 条件を改善する
となるべきです。
しかし実際は、
- 一人あたりの負担を増やす
- 残業や我慢で回す
このやり方が、
賃金上昇をさらに遅らせています。
「自分の価値が低いのでは」と思わされる社会
給料が上がらないと、
ついこう思ってしまいます。
- 自分にスキルがないから
- もっと頑張らないと
- 努力が足りない
でもそれは、
個人の問題にすり替えられた結果です。
問題は「構造」が止まっていること
- 価格転嫁できない
- 利益配分が変わらない
- 離職を前提にしていない
この3点が重なり、
人手不足でも賃金が上がらない社会
が固定化されています。
これから先、どうなるのか
今後は次の2つに分かれていきます。
- 賃金を上げられる企業・業界
- 上げたくても上げられない企業・業界
つまり、
人手不足=賃金上昇は
全員には当てはまらない時代です。
まとめ:給料が上がらないのは、あなたのせいじゃない
人手不足なのに賃金が上がらない。
それは異常なようで、今の日本では“普通”になっています。
でもそれは、
あなたの価値が低いからではありません。
働く人の努力が、
正しく評価されない仕組みがある。
この現実を理解することが、
自分を守る第一歩です。


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