1. はじめに:物価が上がる=お金の価値が下がる時代
最近、「なんかモノが高くなってきた…」と感じること、増えてませんか?
これはまさに「インフレ(インフレーション)」と呼ばれる現象。
インフレが続くと、同じお金でも買えるモノが少なくなってしまうんです。つまり、「お金の価値が目減り」する。
なので、ただ銀行に預けておくだけじゃ損する時代。
そこで大事なのが、**インフレに負けないポートフォリオ(資産の組み合わせ)**を作ること!
2. インフレに強い資産とは?
インフレに負けにくい(=価値が維持・上昇しやすい)資産にはこんなものがあります。
✅ 株式(特にインデックスファンド)
- 企業が値上げして利益を出せば株価も上がる
- インフレ下でも経済全体は成長するケースが多い
✅ 金(ゴールド)
- 「価値の保存手段」として人気
- 通貨の価値が下がると、相対的に金が買われやすい
✅ 不動産・REIT
- 家賃や物件価格も物価と一緒に上がる傾向あり
- REITなら少額で不動産に分散投資できる
✅ コモディティ(原油・農作物など)
- 原油や小麦などの資源も価格上昇しやすい
- ETFで手軽に投資できる
✅ インフレ連動債(TIPSなど)
- インフレ率に応じて元本や利子が調整される債券
- 安定しつつインフレ対策にもなる
3. インフレ時代のおすすめポートフォリオ例
インフレに強く、リスクも分散した「理想の資産バランス」を考えてみましょう!
🔸例:バランス重視型(初心者〜中級者向け)
資産クラス | 割合(%) | 解説 |
---|---|---|
インデックス株式 | 50% | 米国や全世界型のインデックスファンドがおすすめ |
金(ゴールド) | 10% | 万一の備え。価格もインフレで上がりやすい |
REIT(不動産) | 10% | 家賃収入でインフレに強く、分配金も魅力 |
コモディティETF | 10% | 原油・農産物など。短期で大きく動くことも |
インフレ連動債 | 10% | 安定志向。価格下落リスクのヘッジにも |
現金・短期債券など | 10% | すぐ使うお金や緊急時用の安全資産 |
※年齢やリスク許容度に応じて株式の割合を増減すると◎!
4. 逆にインフレに弱い資産は?
インフレが進むと、以下のような資産は価値が目減りしやすくなります。
- 🏦 現金(預金):金利が低すぎて増えない
- 💴 固定利回りの債券:インフレにより利子の価値が下がる
- 💳 定期預金や保険商品:実質的なリターンがマイナスに近づくことも
5. まとめ:インフレに強い「攻め×守り」のバランスがカギ!
インフレ時代においては、「お金の置き場所」が運命の分かれ道!
💡ポイントは:
- **株式などの“成長資産”**でインフレに勝つ
- **金や債券などの“守り資産”**でリスク分散する
- ひとつに集中せず、バランスよく持つことが大事!
ポートフォリオは定期的に見直すことで、時代に合わせて最適化できます。
まずは少額からでもOK。コツコツ始めてみましょう!
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