【初心者向け】現物不動産投資とREIT(不動産投資信託)の違いをわかりやすく解説!

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はじめに

「不動産投資」と聞くと、なんとなく難しそう…と思う方も多いかもしれません。でも実は、不動産投資には大きく分けて2つの種類があります。

  • 現物不動産投資:マンションやアパートなど、実際の物件を購入する投資
  • REIT(リート):証券取引所を通して買える、不動産をまとめた投資信託

この記事では、それぞれの違いや特徴を、初心者でも理解しやすいようにやさしく解説していきます。


現物不動産投資とは?

現物不動産投資とは、マンションや一戸建て、アパートなどの実際の不動産を購入し、賃貸収入や売却益を得る投資方法です。

✅ 特徴

  • 自分の名義で不動産を所有
  • **家賃収入(インカムゲイン)売却益(キャピタルゲイン)**が得られる
  • リフォームや管理など、自分で判断できる自由度がある

❗ デメリット

  • 初期費用が高額(数百万円〜数千万円)
  • 空室リスクや管理の手間
  • 流動性が低く、すぐに売れないことが多い

REIT(リート)とは?

REIT(Real Estate Investment Trust)は、不動産をまとめてパッケージ化し、投資信託として売買できる商品です。証券会社を通じて、株と同じように売買が可能です。

✅ 特徴

  • 数万円から少額で始められる
  • プロが運用してくれるため手間が少ない
  • 流動性が高く、いつでも売買できる

❗ デメリット

  • 手数料がかかる
  • 自分で物件を選べない
  • 地価や経済状況の影響を受けやすい

現物不動産投資とREITの違い【比較表】

項目現物不動産投資REIT(不動産投資信託)
初期費用数百万円〜数千万円数万円〜可能
管理の手間自分で行う or 管理会社に委託不要(運用会社が対応)
利回り(目安)4〜8%程度3〜5%程度
流動性(売買しやすさ)低い(売却に時間がかかる)高い(証券取引所で売買)
リスクの種類空室、修繕費、地震など市場変動、金利変動
節税効果あり(減価償却など)ほぼなし

具体例でイメージしよう!

🏠 現物不動産投資の例

あなたが1,500万円で中古ワンルームマンションを購入。月の家賃収入は7万円。年間で84万円、利回りは約5.6%です。空室や修繕があれば利益は減る可能性があります。

📈 REITの例

あなたが「○○J-REITファンド」に10万円を投資。年4%の配当が出れば、年間4,000円の収益。価格変動があるため、元本割れすることもありますが、少額から分散投資できます。


どちらが初心者に向いてる?

それぞれのライフスタイルや資金力によりますが、

  • 手間をかけたくない人、少額から始めたい人は「REIT」
  • 長期で本格的に資産形成したい人は「現物不動産投資」

がおすすめです。


まとめ

初心者が不動産投資を始めるなら、まずは自分の投資スタイルやリスク許容度を明確にすることが大切です。

ポイントまとめ
✔ 現物不動産は実物を所有し、安定した収入が見込めるが、初期費用と手間がかかる
✔ REITは少額から始められ、手間が少ないが、市場変動リスクがある
✔ どちらもメリット・デメリットがあるため、目的に応じて選ぼう

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