長期投資を続けていると、誰もが一度は「暴落」という言葉に心を揺らす。
それはいつ起きるかわからないし、起きた時の感情も予測できない。
だからこそ――「暴落が来たら、どうするか」をあらかじめ決めておくことが、最大の防御になる。
■ 暴落時に慌てないための「行動シナリオ」
市場が大きく下落すると、多くの投資家は「どうするべきか」を考え始める。
だが、その時点で考え始めるのでは遅い。
感情に支配される局面では、冷静な判断は難しいからだ。
暴落時の行動は、事前にルール化しておく。たとえば次のようなものだ。
- 【パターン①】いつも通り、淡々と積立を継続する。
- 【パターン②】積立を続けつつ、下落率に応じてスポット投資(追加投資)を行う。
どちらの方法にも正解・不正解はない。
大切なのは「どちらを自分の方針とするか」を明確にしておくことだ。
迷いが少ないほど、暴落時の行動はブレにくくなる。
■ 暴落は“割引セール”ではあるが、“恐怖セール”でもある
理屈ではわかっていても、実際の暴落局面では体が動かない。
チャートが真っ赤に染まり、ニュースで「歴史的下落」と報じられる中で、「買い向かう」ことは容易ではない。
だからこそ、平常時に準備するしかない。
「何%下がったらスポットを入れる」
「リバランスを行うのは年1回のみ」
「どんな相場でも積立は止めない」
このような具体的な“マイルール”を持つことが、投資家としての自信につながる。
暴落時に最も怖いのは、相場ではなく「自分の感情」だ。
■ 継続こそ、最大の防御であり攻撃
長期投資において、最も成功率の高い戦略は「続けること」だ。
時間の経過とともに、平均取得単価は下がり、複利の効果が働き始める。
それを途中で止めてしまうことこそ、最大の損失になる。
暴落を避けることはできない。
だが、暴落を“想定内”にしておくことはできる。
下がっても「計画通り」と思える人だけが、次の上昇局面を迎えられる。
■ 「暴落に強い投資家」とは、暴落を恐れない準備をした人
投資の世界では、「心構えの差」が最終的なリターンを分ける。
どれほど高いリターンを狙っても、途中でリタイアすれば意味がない。
逆に、淡々と続けるだけで資産を増やす人もいる。
暴落は避けるものではなく、迎え撃つものだ。
準備をしておけば、恐怖は減り、チャンスを冷静に掴める。
「次の暴落が来たら、どう動くか」――その答えを、今のうちに自分の中で決めておこう。
そして、いざ相場が荒れても、静かに積み立て続けよう。
Just keep buying.


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