【徹底解説】TOPIXに連動するETF
~TOPIXの動きに投資するためのおすすめETFとは?~
はじめに:TOPIXとは?
**TOPIX(東証株価指数)**は、東京証券取引所に上場する全銘柄のうち、1部上場の銘柄の時価総額加重平均を元に算出される指数です。
- 時価総額加重平均とは、企業の時価総額(株価×発行済み株式数)が大きい企業ほど指数への影響が大きくなる仕組みです。
- 日本全体の株式市場の動きを反映するため、日本の経済全体を象徴する指標として注目されています。
TOPIXに連動する**ETF(上場投資信託)**を購入することで、手軽に日本株市場全体に投資できるわけです。
では、TOPIXに連動するETFとは一体どんな商品なのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
TOPIXに連動するETFとは?
ETFとは、株式市場に上場している投資信託です。
株のように取引所でリアルタイムに売買できるため、低コストで分散投資が可能です。
TOPIXに連動するETFは、TOPIXの動きに連動して値動きするETFです。つまり、TOPIX指数が上がればETFの価格も上がり、逆にTOPIXが下がればETFの価格も下がります。
ざっくり比較表!TOPIXに連動する代表的なETF
ETF名 | 銘柄コード | 運用会社 | 経費率(信託報酬) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
NEXT FUNDS 東証株価指数連動型ETF | 1306 | 野村AM | 0.09% | TOPIXにほぼ連動。流動性が高く、低コスト。 |
iShares TOPIX ETF | 1475 | ブラックロック | 0.07% | 経費率が低く、長期運用向け。安定性が高い。 |
日経225連動型上場投資信託 | 1321 | 大和証券 | 0.14% | TOPIX以外にも、日経225に投資可能なETFも存在。 |
MAXIS TOPIX ETF | 1348 | 三菱UFJ投信 | 0.07% | 分散投資に優れたETF。特に安定感がある。 |
代表的なTOPIX連動ETFを紹介!
1️⃣ NEXT FUNDS 東証株価指数連動型ETF(1306)
- 運用会社:野村アセットマネジメント(野村AM)
- 経費率(信託報酬):0.09%
- 特徴:
- TOPIXに連動する非常にシンプルで安定したETF。
- 流動性が高く、買いたい時にすぐ購入できるという利便性があります。
- 信託報酬が低いため、長期投資にも向いています。
おすすめポイント:
- 低コストで、運用成績がTOPIXに近い。
- 流動性が高いため、売買がスムーズ。
2️⃣ iShares TOPIX ETF(1475)
- 運用会社:ブラックロック
- 経費率(信託報酬):0.07%
- 特徴:
- 非常に低コストで運用できるETF。
- 世界的に知名度が高いブラックロックが運用しているので、信頼性が高い。
- 長期的な運用に向いており、安定したリターンが期待できる。
おすすめポイント:
- 信託報酬が最安であり、長期保有を考えると有利。
- 世界的な運用会社による安定感。
3️⃣ MAXIS TOPIX ETF(1348)
- 運用会社:三菱UFJ投信
- 経費率(信託報酬):0.07%
- 特徴:
- 分散投資の効能を発揮し、安定した運用が可能。
- 日本株全体に分散して投資しているため、リスクを抑えた投資ができる。
- リバランスも定期的に行われるため、投資家にとって安心感がある。
おすすめポイント:
- 分散型でリスク管理がしやすい。
- 経費率が低いので、長期投資向き。
TOPIXに連動するETFの選び方
1️⃣ 経費率(信託報酬)をチェック
ETFの最大の魅力は、低コストで運用できることです。
選ぶ際は、信託報酬が低いETFを選ぶと、長期的に見て投資効率が高まります。
例えば、**iShares TOPIX ETF(1475)やMAXIS TOPIX ETF(1348)**は信託報酬が非常に低く、長期保有向きです。
2️⃣ 流動性を確認
流動性が高いETFは、売買がスムーズに行えるため、投資家にとって非常に重要なポイントです。
取引量が多いETFは、大きな取引でも価格が大きく動きにくいため、安心して取引できます。
例えば、**NEXT FUNDS 東証株価指数連動型ETF(1306)**は流動性が高く、多くの投資家に利用されています。
3️⃣ 運用会社の信頼性
運用会社が信頼できるかどうかも重要です。
ブラックロックや三菱UFJ投信など、実績と信頼性のある運用会社のETFを選ぶと安心です。
まとめ:TOPIX連動ETFの選び方
TOPIXに連動するETFは、どれも日本の株式市場全体に投資できるという点で共通していますが、
- 経費率の低さ
- 流動性の高さ
- 運用会社の信頼性
この3つの要素をチェックして、自分の投資スタイルに最適なETFを選ぶことが大切です。
長期投資を考えている場合は、信託報酬が低く、安定性のあるETFが理想的です。
短期的な売買を予定している場合は、流動性の高いETFを選んで、取引のしやすさを重視するとよいでしょう。
あなたに合ったTOPIX連動ETFを選び、日本市場に分散投資して、堅実に資産を増やしていきましょう!
免責事項
本記事は、投資に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘や推奨を意図するものではありません。投資にはリスクが伴いますので、ご自身の判断と責任において行ってください。
コメント