【大学生でもわかる】退職後の失業保険のもらい方|知らないと損する7つのステップ
目次
- そもそも「失業保険」って何?
- もらえる人ともらえない人がいる?
- 自己都合退職 vs 会社都合退職のちがい
- ハローワークでやるべき手続き
- いつから?いくら?どれくらいもらえる?
- 「失業中」ってどう証明するの?
- アルバイト・副業しててもOK?
1. そもそも「失業保険」って何?
まず基本から。
失業保険とは、「働く意思も能力もあるけど、今は職がない人」に対して、国から一定期間お金が支給される制度のこと。
正式には「雇用保険の基本手当」と呼ばれていて、ちゃんと保険料を払っていた人だけが対象になります。
2. もらえる人ともらえない人がいる?
そうなんです。全員がもらえるわけじゃありません。
✅ もらえる条件(ざっくり)
- 退職前の2年間に「雇用保険」に12ヶ月以上入っていた
- ハローワークに行って「就職する気あります」と宣言する
- 病気や出産で「すぐには働けません」という状態ではない
📝 働ける状態&意欲があることが前提。ニートしてるだけでは対象外です。
3. 自己都合退職 vs 会社都合退職のちがい
退職理由によってもらえるタイミングが変わります。
退職理由 | 失業保険の給付まで |
---|---|
自己都合 | 7日間の待機 + 2ヶ月の給付制限 |
会社都合 | 7日間の待機のみ(最短8日目から) |
💡 つまり、会社都合の方が早くお金がもらえる。
「パワハラが原因だった」「体調不良だった」など事情次第で自己都合でも早くなるケースあり。
4. ハローワークでやるべき手続き
退職後、まずやることは「ハローワークへ行く」こと!
✅ 必要なものリスト
- 離職票(退職後に会社から送られる)
- 雇用保険被保険者証(会社が保管してる場合も)
- マイナンバーがわかるもの(通知カードやマイナカード)
- 身分証明書(免許証など)
- 証明写真(3cm×2.5cmくらい)
- 印鑑(シャチハタ以外)
- 通帳やキャッシュカード(振込先確認のため)
📝 最寄りのハローワークに予約なしで行ってOK!
5. いつから?いくら?どれくらいもらえる?
✅ 支給開始日(ざっくり)
- 自己都合:退職後、申請してから約2〜3ヶ月後
- 会社都合:退職後、約10日後くらいから
✅ もらえる金額
「退職前6ヶ月の平均給与 × 約50〜80%」
例:月20万円だった人 → 日額5,000〜7,000円くらい
📝 年齢や雇用保険の加入期間でも変わります。詳細はハローワークで計算してくれます。
6. 「失業中」ってどう証明するの?
2週間に1回、「失業認定日」にハローワークへ行って面談します。
そこでこう聞かれます👇
「どんな仕事を探していますか?」
「応募しましたか?」
「ネットで検索はしましたか?」
📌 これに答えることで「就職活動してます=失業状態です」と認定され、給付金が振り込まれます。
7. アルバイト・副業しててもOK?
副業やバイトをしても、きちんと申告すればOKです。
ただし、働いた分は「その日の分の失業手当が減る or もらえない」ので注意。
📝 バレるかバレないかじゃなく、正しく申告が鉄則です。
✅ まとめ:失業保険は“動いた人”が得する制度!
ポイント | 内容 |
---|---|
離職票が届いたら | すぐハローワークへGO! |
自己都合なら | 2〜3ヶ月待つ覚悟を |
給付額は | 前職の給与×50〜80%くらい |
認定日は | 2週に1回の“面談日” |
バイトしてもOK | でも申告必須! |
💬 最後にひとこと
退職は“終わり”じゃなくて、“リスタートの準備期間”。
その期間を少しでも安心して過ごすために、失業保険は心強い味方です。
制度を正しく知って、しっかり使って、次のステージへゆっくりでも前に進もう。
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